診療内容

子供の近視進行予防(自由診療)

お子さんが近視のため、心配されているご家庭は年々増えていると思います。

現代はデジタルデバイス(スマホ、タブレット)携帯ゲーム機の使用時間が増え、外で遊ぶ時間も減っているため幼い時からの近視が進みやすい環境となっています。

子供の時に近視進行予防治療を行い、将来に強度近視になることを予防することは大人になってから起こる網膜剥離や緑内障などの病気の発症を予防のために、とても重要です。

近視進行予防の治療方法は主に2つあります。1つ目は低濃度アトロピン点眼、2つ目はオルソケラトロジーです。共に自由診療となります。

近視の原因は主に6歳から20歳前後までの間に眼軸が伸びることが原因とされています。一度眼軸が伸びると元に戻ることはなく、近視進行を抑制するためには成長期に眼軸の伸びを抑えることが大切となっています。低濃度アトロピンもオルソケラトロジーも共に眼軸の伸展を抑制する作用があります。

●低濃度アトロピン点眼は、一日一回就眠前に点眼する治療法です。(詳細は「手術・治療」の低濃度アトロピン点眼治療をご参照ください) 

●オルソケラトロジーは、夜間特殊なコンタクトレンズを装用します。オルソケラトロジーは近視矯正作用もあり、特殊コンタクトレンズを使用した翌日はメガネなしで生活できる可能性が高いです。(詳細はオルソケラトロジーをご参照ください)

低濃度アトロピン点眼は近視の進行を20~40%程度、オルソケラトロジーは近視進行を30~60%程度抑制すると言われています。(抑制の程度には個人差があります)

当院では、低濃度アトロピンおよびオルソケラトロジー治療を行っております。

自由診療となっておりますので、治療を希望される方は事前にお電話(023-522-4686)でご連絡お願いいたします。