診療内容

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎は、目に起きる色々なアレルギー疾患の総称です。花粉や家の中にあるほこり(ハウスダストやダニ)、猫や犬などの動物などが原因になって目のアレルギーが起こります。
症状は目にかゆみがあり、目をこすっていると次第にゴロゴロしてきます。充血して、まぶたがはれてきたり、症状が悪化すると、白目の結膜がむくんだり、ネバネバしたゼリー状の目やにが増えたりします。コンタクトレンズをされている方は、レンズが汚れやすかったり、レンズがずれやすくなったりします。
目以外にも、鼻水、くしゃみが出たり、肌がかゆくなったりすることもあります。

<検査>
通常の眼科検査の他に、これまでアレルギー性結膜炎を発症したことなく、アレルギー症状がはっきりしない方は、涙にアレルギー反応で起きる免疫物質が含まれるかどうか検査①をおすすめさせて頂く場合がございます。
またアレルギーの原因を調べるためには血液による検査が必要となります。島眼科医院ではご希望の方には②、③の血液検査も行っております。(お子様の年齢によっては検査できない場合もございます)

①アレルウオッチ
涙液に IgEという免疫物質が含まれるか検査し、アレルギー性結膜炎かどうか診断します。
10分ほどで結果が出ます。アレルウオッチではアレルギーの原因はわかりません。

②イムノキャップ8種類 (スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、犬、猫、ダニ、ゴキブリ)
指先から少量の血液で検査し、15分くらいで当日結果が出ます。

③Viewアレルギー39
39種類のアレルギーを検査できます。採血検査で、検査結果が出るまで一週間程度かかります。

<治療>
抗アレルギー点眼薬が主に使われます。重症のアレルギー性結膜炎は、ステロイド点眼薬や免疫抑制点眼薬などを使用する場合があります。